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もう既にやる気ない

ありきたりなワーホリブログ

When I make a lot of mistakes, my teacher beats his desk with his brutal right hand class.

「Good morning!」

と、いつもの挨拶で8畳程の教室に入れば「Good afternoon」と野太い声で返ってくる午後1時からのこのクラス。

マンツーマンの発音補正クラスです。


本職はプロレスラーで、英語の先生は副業です。
と言った様な、イカつい見た目とガタイの良い先生の前に着席すると同時に授業がスタート。

忘れはしない初日のクラス、æの発音でした。

英語には日本語に無い音があり、(ア)の音だけでも3種類。
1つ目が普通の(A) cutとかup
2つ目が(ɑ) hotやrock
3つ目が(æ) appleやcat

僕が初日に練習したのは3つ目の(æ)
「エ」と「ア」の中間の音。

真新しい教科書を開くと左側1ページにはæの発音記号を使っている見たことのない英単語が20〜30個ほど。

反対側の右側1ページには、æの発音記号を含む英単語を満遍なく使ったショートストーリー。

まずは先生が手本となり、左側1ページに書かれている英単語を丁寧に発音。

そして先生の手本が終わったら、今度は先生の後に続いて僕が英単語20個ほどを発音。
それが終わると、1人で英単語を発音。

大抵1人で英単語を言っている時に事件は起こります。

当たり前ですが、日本語にæの音は無い訳でして、ただでさえ口数の少ない僕が29年間生きてきて「エァ」と言った音を出した事なんて、産声を上げた日以来と言っても過言ではないんですよね。

んな訳で、全然æの音が出せずにいたら先生がキレました。

右手で握りこぶしを作り、目の前の机をリズム良くドンドン叩きながら先生は言いました。

「Don't say A!!! æ!!! æ!!!」

ヤベーヤベーと思いつつ、必死に(æ)の音に注意しながら単語を読み上げる。

しかし、そんな短時間で習得できる筈もなく、キレられながらも右側1ページのショートストーリーへと突入します。

こちらも先程の英単語と同様、最初にお手本として先生がショートストーリーを音読。
次に先生の後に続いて僕が音読。
最後は1人で音読と言った流れ。

これが本当に難しかったです。

本を読む事は結構好きで、夏の庭とか夜のピクニック、青い鳥、卒業などの青春系ストーリーから、ツナグ、昨日のカレー昨夜のパン、コーヒーが冷めないうちに
などの感動系ストーリーなど。

と、話が脱線しましたが、英語で書かれた文章だけは難しすぎて読めませんでした。

中学レベルの簡単な英単語しか使わない他のクラスとは違い、初めて見る英単語ばかりで構成されたストーリー。
更に発音にも注意しなければならない。

「I can't hear æ sound !!! again!!! from beginner!!!」

と言いながら、握りこぶしで目の前の机をドンドン叩く先生。

発音補正クラスはこんな感じです。


この記事の文章だけを見ると、一方的なスパルタ先生に見えてしまいますが、授業以外の時はとても優しくて、お茶目な先生でした。

そんなスパルタな先生のおかげで、僕は少しだけæの音が出せる様になりました。

だから、この次の日の授業からは、いつも決まってこう言っていました。


「グッド、エァフタヌーン!」



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