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もう既にやる気ない

ありきたりなワーホリブログ

シェアハウスで盗難事件 パート2

前日に、パスポートやクレジットカード、運転免許証など、、

一般的に無くしてはいけない物が入っていたバッグをまるごと盗まれてしまった僕は、仕事に行く為に、この日も朝の5時に起床。


そして、再度ベッドの下を確認。


もちろん僕のバッグは無くなっていて、仕事が終わったら警察に行くと決め、5時20分に家を出た。



6時00分に職場に到着。

ボスに「パスポート、クレジットカード諸々盗まれた。」

と言ったら


「帰って良いから、警察と大使館に行ってこい!」

と言われたが、


「クレジットカードは全部止めたし、パスポートは色々と書類が必要だし、そんなに急いでも大して変わらないです。」

と英語で言えなかったので、雰囲気で説明。


いつも通りに仕事し、いつも通りの14時ジャストにサインを書き帰宅。


そこからトラムに乗って、約20分後の14時30分にシェアハウスに到着。


オートロック式タイプのマンションの扉を開け、僕が借りている4階の部屋まで階段を上る。

軽く息切れをしながら、相変わらず鍵のかかっていない玄関のドアノブを回し、そして自分の部屋へ。



約15畳ほどの3人部屋。



ルームメイトのドイツ人は仕事。

4日程前に足を怪我したと言うイタリア人は自分のベッドで熟睡。

僕はイタリア人が犯人なのではないか?
と疑っている。

僕のバッグが盗まれた日も、一日中家にいたし。



街歩き用の小さいバッグを置き、再度自分のベッドの下を確認。

もちろん無かったので、ポリスレポートを貰う為に警察署へ向かった。


徒歩5分。

警察署に行き、警察に事情を説明。

いつ、何処で、何を盗まれ、何が入っていたのか?
など。


僅か3ヶ月ですが、フィリピンで英語留学をしておいて良かったなと思いました。

ちゃんと伝えたい事は伝える事ができました。


警察官からポリスレポートを貰い帰宅。


再び鍵のかかっていない玄関扉を開け、自分の部屋へと戻る。


数時間前にも見た光景。

ルームメイトのイタリア人は熟睡、ドイツ人は仕事で不在、僕のバッグは見当たらず。


この時の時刻は16時頃。


パスポートの再発行をする為に必要な、6ヶ月以内の戸籍標本、写真付きの身分証明書のコピーなどを、オーストラリアに送る様にと日本の両親に連絡。

「30にもなって親に迷惑かけるな!」

と軽く叱られましたが、この歳になっても叱ってくれる親がいると言う事は、ある意味幸せな事で、帰国したら一緒にエミューの肉でも食べようと思いました。


その後、無くしてしまったTAXファイルナンバー、オーストラリアのワーホリデービザ、カナダのワーホリビザ、海外保険の番号などを復元し、ようやく一息。



時刻は18時30分。

朝から何も食べていなかったので、朝食兼、昼食兼、夕食で親子丼を食べる。


親子丼を食べている時、ルームメイトのイタリア人が右足を引きずりながら

「スーパー行ってくる。」

とだけ言ってスーパーへ。



しばらくしてから、イタリア人と入れ違いでドイツ人が仕事から帰宅。


「へーい!調子はどうだい?警察行ったか?何食ってんだ?寿司か?」





19時過ぎに夕食を食べ終えた僕は、使った食器などを洗い部屋へと戻る。


イタリア人はスーパーへ行ったので、部屋には僕とドイツ人のみ。


「メッチャ疲れた。」

とドイツ人。



僕はシャワーを浴びる為に、財布をいつもの鍵付きのバッグの中へ。

と言いたい所ですが、そのバッグは盗まれてしまったので、街歩き用の小さめのバッグの中へと財布をしまった。



第6感、微かな胸騒ぎ。



(鍵無いけど、まあ大丈夫だろう。)




20分程でシャワーを浴び部屋に戻る。

イタリア人は未だスーパーへ行ったきりで、部屋には僕とドイツ人の2人。



「ポリスレポート貰ったか?このマンションの入り口にカメラがあるだろ?もしかしたら犯人が分かるかも 。助けは必要か?」

とドイツ人。





時刻は20時30分頃。

「メッチャ疲れた。けど何か食べる為の物を買わないと!」

とドイツ人がスーパーへ。


ドイツ人がスーパーへ行ってから約20分後に、イタリア人が帰宅。


いくら足を怪我しているからって、寝ながらポテチをボリボリ食って、そのポテチで汚れた手を自分の布団のシーツで拭く。


その行為が生理的に無理でして、これはヨーロピアン文化?

ドイツ人は2日に1回しかシャワーを浴びないし。



22時00分。

若干、文化の異なるヨーロピアンにイラついていましたが、寝れば忘れられるタイプなので、イヤホンの音量大きめで早めに就寝。






翌日。

5時起床。

朝食無し。

おかしな事に、いるはずのドイツ人がいない。

ルームシューズも服も昨日履いていた作業着らしきズボンもベッドの周りに散乱している。


クラブでも行って酔いつぶれたのかな?
と思い、いつも通り5時20分に家を出た。


6時00分、仕事スタート。

昼食無し。

14時 仕事終わり。



仕事終了後、スーパーへ寄り道。

玉ねぎ、お買い得用トマト、チーズ、チョコレートを買い物カゴに入れ、セルフレジへ。


確か全部で10ドル位でした。


キャッシュで払うか?カードで払うか?
の画面で、キャッシュで払うを選択。


普段持ち歩いている街歩き用のバッグの中から財布を取り出す。


財布を開け、10ドル札を取ろうとするが、お札が1枚も無い。


そしてオーストラリアで作ったカードも無い。


あるのは小銭のみ。



…やられた!



今度は現金とキャッシュカードが無くなっていた。


ただ、これで犯人が分かった!


近くにいたスーパーの係員を呼んで、買い物をキャンセル。


すぐさまシェアハウスのオーナーにLINE。


「今度は現金とキャッシュカードが盗まれた!犯人は…ドイツ人!」


すぐに既読マークが付いた。

それと同時に、向こうからLINE通話。



「間違いなく犯人はドイツ人よ!彼、家賃もボンドも払ってないの!多分、彼は既に逃げたわ!今、あなたの家で私の彼氏があなたを待ってる!」



職場近くのスーパーだったので、そこから約10分後。

シェアハウスへ到着。


部屋へ行くと、いつもの様に足を怪我したイタリア人、そしてこの日が初対面だったオーナーの彼氏(韓国人)


何故、あんな綺麗な韓国人オーナーがこんな男と?

と、思いながら僕はドイツ人のベッドを見た。

が、今朝僕が見た状況と全く同じで、ルームシューズも服も作業着らしきズボンもそのまま。


「逃げられた!絶対に捕まえる!」

とオーナーの彼氏。


僕もオーナーの彼氏と同じ気持ち。

「助けは必要か?」とか「ポリスレポートもらったか?」とか「カメラで犯人が分かるかも」とか、、


全てドイツ人の演技で、何が何でも捕まえてやる!

と思いました。


まあ、捕まえるのは警察なんですけどね。


多分、そのドイツ人は僕がシャワーを浴びている僅か20分程の間に僕のバッグを開け、財布の中から現金とカードだけを抜いたに違いない。

それ以外は常に持ち歩いてたし、そこしかチャンスは無かったはず。


そして何事もなかったかの様に「スーパー行って来る」

と言って、そのまま逃げたのでしょう。


ただ、1回目の僕のバッグはどうやって盗んだのか?


まあ、いいや。

必ず捕まえるから、その時に聞こう。



ずっと疑っていたイタリア人に、2%位の申し訳なさを感じていると、

「カード止めた?」

とオーナーの彼氏。


僕は答えました。

「カードは使われるまで止めない!」と。


僕がオーストラリアで作ったカードはNABカードと言って、現金を降ろす時は暗証番号が必要ですが、スーパーやレストランなどは暗証番号がいりません。


SuicaPASMOみたいに、器械にピッ!
とするだけです。


なので、カードの持ち主でなくても現金を降ろす以外なら誰でも使えちゃうんですよね。


そして後日、インターネットのバンクアカウントに、日付、どこの店でいくら使ったのか?
などが履歴として残ります。


僕はそれを利用しようと思いました。


もし、このドイツ人が僕のカードで買い物や外食をすれば、僕のバンクアカウントに履歴が残ります。


日付、店の名前、いくら使ったのか?

それを警察に届け、店先にある監視カメラで検証してもらう。


使われた額が全額返金される事は既に確認済み。


ごく稀に「単細胞だよね。」「単純だよね。」

とか、悪口に近い悪口を言われますけれども、そこまでバカじゃない!


僕から全ての物を奪った犯人。



「絶対に逃がさない!」



そして、ずっとドイツ人だと思っていた彼。

オーナーや僕らルームメイトには

「俺はドイツ人」

と言っていましたが、他のシェアメイトには

「俺はオーストラリア人」

と言っていたそうです。



これでハッキリしました。


この人、常習犯です。

盗み目的で入居してきたに違いありません。








日本から南へ約7,000キロ。


世界一暮らしやすいと言われている、オーストラリアのメルボルン





ここで僕は、無一文になりました。





でも、元気にやってます。





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